奇数の月の26日に発売される歴史誌『時空旅人』で,2018年7月号にあたる本巻は,西欧の文明を急速に取り込み,近代化が進む明治の時代の日本における鉄道について特集として取り上げた一冊となっています.およそ45年間にわたる明治の時代をさらに細かく区切ったうえで,れい明期の日本の鉄道について非常にわかりやすく解説されている点,大いに高評に値します.さらに,日本で鉄道が開通する前,異国の地で鉄道を体験した日本人の話,蒸気機関車の誕生,江戸時代における水運に関する話も含めて,本巻は鉄道愛好者のみなさんにとって非常に有意義な一冊と言っても過言ではありません.
発行 | 三栄書房 |
仕様 | A4変形判 120ページ(オールカラー) |
定価 | 本体722円+税 |
発売日 | 2018年5月26日 |
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