交通ブックス123.自動改札機と「Suica」「PASMO」といったICカード乗車券は,今では大多数の方は使ったことがあることでしょう.しかしながら,これらが我々にとって極めて身近なものになるまでには,約40年間の歳月を要し,試行錯誤が繰り返されてきたようです.本書では,改札機のほか乗車券の種類,改札機の仕組みやシステムの構成などが,その発展の歴史とともに詳しく紹介されています.また,本書の著者は,Suicaシステムの開発責任者を経て,現在は駅設備の開発,管理を担当する会社のトップに立たれている方で,こうした分野の第一人者であることも特筆に値します.ICカード,自動改札機について知るには,このうえないものとしてお薦めします.
著者 | 椎橋章夫 |
発行 | 成山堂書店 |
仕様 | 四六判 182ページ |
定価 | 本体1800円+税 |
発売日 | 2015年3月25日 |
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