交通ブックス122.東海道新幹線が開業から50年を迎えるにあたり,「弾丸列車」という言葉が各所で聞かれるようになりました.これは,戦前に発案された言わば新幹線で,東海道新幹線のルートの一部は弾丸列車が計画された時のものです.
その弾丸列車について,昭和初期の社会,国際情勢に端を発し,昭和15年に事業着手をした「東京—下関間線増計画」をつぶさに振り返ってみたものが本書です.今の新幹線に通じる事柄が多く含まれ,関連する知識の一助となることでしょう.
著者 | 地田信也 |
発行 | 公益財団法人 交通研究協会 |
発売 | 成山堂書店 |
仕様 | 四六判 218ページ |
定価 | 本体1800円+税 |
発売日 | 2014年9月 1日 |
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