一級建築士であり駅の空間構造に興味を持たれている田村圭介氏,そして,新宿駅で迷いに迷った経験から,同駅を迷宮に見立てたロールプレイングゲームを完成させてしまったゲームクリエイターの上原大介氏,いずれも,利用客が世界でいちばん多く,その構造が複雑極まりない新宿駅の魅力に強くひきつけられた方と言って間違いなさそうです.本書は,このお二人により,同駅が持つ謎についてあらゆる角度から解説されています.ふだんから何気なく新宿駅を利用しているみなさんも,そうでない方も,本書を読めば,新宿駅に寄り道をしてこの「迷宮」を探険してみたくなることでしょう.
著者 | 田村圭介・上原大介共著 |
発行 | SBクリエイティブ |
仕様 | 新書判 216ページ |
定価 | 本体800円+税 |
発売日 | 2016年3月 5日 |
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