中国蒸機における第一人者である筆者が，撮影旅行の体験からエピソードを綴った一冊です．記事は1990年代初頭，中国 黒竜江省から始まります．当時，中国の鉄道事情は不明なことが多く，鉄道写真の撮影も現地では理解されませんでした．そんな時代から現在まで，鉄道撮影という観点から中国を眺めた一大記録です．筆者は2度，本誌「フォトサロン」で中国蒸機のグラフを発表しており，その実力のほどは言うまでもありません．

著者	小竹直人
発行	彩流社
仕様	A5判 194ページ
定価	本体2500円＋税
発売日	2011年12月 6日
購入する	中国「蒸機」撮影紀行 1990-2011 —火車をもとめて20年をamazon.co.jpで購入する

鉄道ファン2012年3月号掲載｜ 彩流社の記事一覧