私鉄の電車を愛好している方などから好評を得ているシリーズ本「車両アルバム」の23巻目にあたるもので,阪急電鉄で最初にワンハンドル式の運転台が採用された車両として新たな時代の幕開けを告げた2200系について,その登場から6000系に編入されて活躍を続けている現在までの変遷を,写真を主体に図版も多く収録してまとめた一冊となっています.この類を扱った本では,これ以上のものを望むことができないような内容と質を誇るものです.そのことは,阪急電鉄OBの方々をはじめ,阪急電鉄の愛好者の皆さんによってまとめ上げられていることからもわかります.