『RM LIBRARY 217 栗原電鉄(上)』に引き続くかたちで内容が展開されている一冊で,その前半では,栗原電鉄の路線が細倉鉱山の閉山の影響を受けて,その後,第三セクターの経営となり,さらに,くりはら田園鉄道の路線として再出発を果たすも廃線に至ってしまう,こうした状況が細かくわかるようになっています.そのほか,駅,施設,車両について詳説され,巻末では廃線となった後の状況が伝えられています.私鉄の愛好者にとっては,ぜひ所蔵しておきたい一冊にまとまっています.
著者 | 寺田裕一 |
発行 | ネコ・パブリッシング |
仕様 | B5判 48ページ |
定価 | 本体1250円+税 |
発売日 | 2017年9月21日 |
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