四国,讃岐の金刀比羅宮の参拝客を輸送するための鉄道として親しまれた「琴参電車」こと琴平参宮電鉄の路線は昭和38年9月に全線が廃止となっていますが,それから半世紀余を経た今,『RM LIBRARY』の最新刊に,同電鉄線をめぐるありし日の姿が見事によみがえりました.琴平参宮電鉄の個性豊かな車両たちをしのばせる数々の写真とともに,その電車が走る沿線の街並みに目が引き付けられる写真も印象的です.昭和時代に見られた私鉄の貴重な記録の一冊として,これは決定本です.
著者 | 宮武浩二 |
発行 | ネコ・パブリッシング |
仕様 | B5判 48ページ |
定価 | 本体1250円+税 |
発売日 | 2016年5月20日 |
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