題材,史料として,新聞を多用したユニークな研究記事です.東京および大阪を中心とした「参詣」を取り上げ,「初詣は鉄道とともに生まれ育った」とのサブタイトルに「そういえば...」と相づちを打つような事例が並びます.川崎大師,成田山新勝寺,伊勢神宮などはもちろん,一般的に思い浮かぶ名刹は,じつは鉄道アクセスが充実しており,鉄道とともに参詣が盛んになったことが,改めて理解できる一冊です.
著者 | 平山 昇 |
発行 | 交通新聞社 |
仕様 | 新書判 248ページ |
定価 | 本体800円+税 |
発売日 | 2012年10月15日 |
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