筆者の小野田滋氏は『鉄道ファン』誌で長らく「東京鉄道遺産をめぐる」を連載をいただいている方です.首都圏の身近な鉄道構造物を歴史的に掘り下げており,人気記事の一つとなっています.その筆者が,東京駅の誕生の経緯と新橋駅や近隣の路線(高架路線)などについて深層解説したのが本書です.有楽町界わいの高架下のにぎわいから記述が始まり,読者はいつの間にか本文に引き込まれ,東京駅という歴史ドラマの中に誘われます.平成24年の秋には復原工事が完成するという東京駅を色濃く見聞するために,本書をご覧いただきたいと思います.
著者 | 小野田滋 |
発行 | 交通新聞社 |
仕様 | 新書判 208ページ |
定価 | 本体800円+税 |
発売日 | 2012年2月15日 |
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