ファミ通文庫.本書は鉄道をテーマとした小説で,日本初のアプト式鉄道の導入や,幹線の電化など,日本の鉄道史にとって重要な場所として知られる碓氷峠で活躍し,平成9年9月30日の信越本線横川~軽井沢間の廃止を機に引退した電気機関車,EF63形を運行させるために奮闘する,高校生たちの姿が描かれています.碓氷峠を登下坂していたころの信越本線の列車に思いを馳せながら,夢中になって読み進めてしまうことでしょう.
著者 | 阿羅本 景(著),バーニア600(イラスト) |
発行 | KADOKAWA |
仕様 | A6判 320ページ |
定価 | 本体610円+税 |
発売日 | 2015年8月29日 |
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