「103系の決定本」と言える一冊です．昭和38年に登場した103系は，ぼう大な数の車両が増備され，首都圏，大阪圏を中心に全国で通勤通学の足として活躍してきましたが，同系の登場から現在までの足跡は本書を読めばほぼわかります．103系は，時間が進むにつれ，車両のバリエーションが増えていきましたが，本書の掲載写真はこれをほぼ網羅しているほか，同系の主要諸元表，車両履歴の表がきっちりと収録されていることも，評価に値します．

著者	毛呂信昭
発行	JTBパブリッシング
仕様	A5判 242ページ
定価	本体1900円＋税
発売日	2012年6月22日
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