石北本線,遠軽機関区の9600形,D51形の奮闘を,大木 茂さんの写真に椎橋俊之さんの取材まとめ,現場OBの皆さんの思い出話を織り込んで振り返る巻頭特集と,それに続いている,長門機関区に最後まで残ったD51形の記録には,編集者の企画の陰に執念のようなものを感じることができる力作として,特筆しておきましょう.そして,後半に連なる各編にも,本誌ならではの印象深い読み物,資料が満載となっており,蒸気機関車の愛好者には,まさに「満圧」状態の一冊であると言うことができます.
発行 | イカロス出版 |
仕様 | A4変形判 146ページ(折込み付き) |
定価 | 本体2200円+税 |
発売日 | 2015年6月19日 |
購入する |