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寝台列車再生論 寝台夜行列車の存続・活性化に向けての提言

寝台列車再生論

去る平成27年3月に臨時列車となった寝台特急“北斗星”の運転もついに終了となり,「ブルートレイン」の寝台特急が消滅してしまう,まさに今,心に穴が開いたような喪失感を抱かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか.そのようなみなさんに読んでいただきたい一冊として,本書をご紹介します.これは,運輸評論家として活躍されている筆者が,寝台夜行列車の現況,そしてこれらが衰退に至った過程を調査したうえで,これらを再生,活性化するプランが提言されているものです.活性化に向けたプランは,JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」のほか,人気の列車を検証することなどから導き出されています.写真や図表がふんだんに収録されており,各ページともに読みやすい体裁になっていることも,高評に値します.本書を読み終えるころには,新しい世代の寝台列車が各地で運転される夢が膨らむことでしょう.

著者堀内重人
発行戎光祥出版
仕様A5判 240ページ
定価本体1800円+税
発売日2015年7月25日
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