本書は,わが国の鉄道史の分野ではすでに著書も多いベテランの研究家が鉄道史の解説を新書本にまとめた一冊で,前著の『日本鉄道史 幕末・明治篇』に引き続く続編です.20世紀初頭における鉄道の国有化から第二次世界大戦の敗戦期までにわたる,わが国の鉄道が印してきた歩みについて,その時代の政治,経済,世相などに触れつつ平易に解説しています.鉄道に興味を持たれる皆さんには,鉄道史の概要を理解するうえで格好の一冊してお薦めするものです.
著者 | 老川慶喜 |
発行 | 中央公論新社 |
仕様 | 新書判 230ページ |
定価 | 本体820円+税 |
発売日 | 2016年1月22日 |
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