すでにおなじみとなっている「懐かしい沿線写真で訪ねる」シリーズの最新刊で,今回は近畿日本鉄道名古屋線を中心として,湯の山線,鈴鹿線を含めたかたちで,各線の駅や沿線を紹介しているほか,名古屋線に寄り添うかたちで敷設されていたナローゲージ路線の数々や養老鉄道線についても簡単に触れられており,これらも皆さんの興味が寄せられるところでありましょう.本書では,『鉄道ファン』誌でも活躍の,地元三重県に在住されている牧野和人さんが記事の執筆と写真を担当しただけあって,氏による的確な解説と鮮明な写真が際立っているようです.近畿日本鉄道の愛好者にとっては,とくに見過ごすことができない一冊にまとまっています.
著者 | 牧野和人 |
発行 | アルファベータブックス |
仕様 | B5判 88ページ |
定価 | 本体1850円+税 |
発売日 | 2016年8月25日 |
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