先にご紹介した『東海道線・横須賀線 街と駅の1世紀』と同様の展開で,総武本線(総武線),京葉線の各駅と車両について,その変容ぶりが一目りょう然となっている一冊です.とくに,高架複々線となってひさしい錦糸町~千葉間については,まだ地上の複線区間だったころの光景の写真がふんだんに収録されており,今とは位置が異なり,一部が頭端式ホームになっていたかつての千葉駅の写真とともに,隔世の感を禁じ得ません.長編成を組んだかたちで疾走する気動車の姿も,非常に魅力的です.
著者 | 生田 誠 |
発行 | アルファベータブックス |
仕様 | B5判 88ページ |
定価 | 本体1850円+税 |
発売日 | 2015年6月25日 |
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