石川県珠洲市と奥能登国際芸術祭実行委員会では,2021(令和3)年9月4日(土)から10月24日(日) 11月5日(金)までの間,「奥能登国際芸術祭 2020+」を開催します.
第2回目の開催となる芸術祭で,前回開催の2017(平成29)年を超える16の国と地域から53組のアーティストが奥能登・珠洲を舞台に最先端のアート作品を発信します.
また芸術祭では,廃止された『のと鉄道能登線』の線路・駅舎を利用した作品を展示します.
※「奥能登国際芸術祭 2020+」は,当初2020(令和2)年9月に「奥能登国際芸術祭 2020」として開催が予定されていましたが,新型コロナウイルスの影響にともない,名称を変更して開催します.
※開催期間が延長されました.また新型コロナウイルス感染症の影響にともない,一部作品は非公開・部分公開としていましたが,政府からの関連措置解除を受け,10月1日(金)から「全面公開」に変更します(9月30日追記).
※写真上:スズ・シアター・ミュージアム「光の方舟」(Photo 南条嘉毅)
※写真下:作品No.34 河口龍夫『小さい忘れもの美術館』(2枚とも)
※写真はいずれも奥能登国際芸術祭実行委員会提供
■「奥能登国際芸術祭 2020+」について | |
開催期間 | 2021(令和3)年9月4日(土)〜 ※一部の作品は,会期中の木曜が休館日です(9月23日を除く). |
会場 | 石川県珠洲市全域(247.20平方キロメートル) |
参加アーティスト | 16の国と地域から53組 ※上記のうち新作47組 |
鑑賞方法 | 会期中,作品鑑賞パスポートを提示することで,すべての作品(イベント除く)を鑑賞できます. |
料金 | ●前売券 一般2500円,大学生1000円,小・中学生・高校生300円 ●当日券 一般3000円,大学生1200円,小・中学生・高校生500円 ※作品会場へは,パスポートに氏名が記載された本人が1回のみ有効です. ※再発行,払い戻しはできません. |
■のと鉄道能登線の線路・駅舎周辺を利用した作品 | |
概要 | ●作品のうち,廃止された『のと鉄道能登線』の線路・駅舎を利用した以下の作品が展示されます. ●芸術祭には「誰にとっても帰って来たくなる場所、訪れたくなる場所になるために。」という思いが込められており,廃線をたどることで,むかしの珠洲市の風情や人の繋がりなどを感じることができます. |
おもな作品 | ●作品 No.18...『Something Else is Possible/なにか他にできる』 ・作者...トビアス・レーベルガー(ドイツ) ・展示場所...旧蛸島駅周辺(常設作品) ●作品 No.20...『植林鉢』 ・作者...大岩オスカール(ブラジル/アメリカ) ・展示場所...旧正院駅(新作) ●作品 No.34...『小さい忘れもの美術館』 ・作者...河口龍夫(日本) ・展示場所...旧飯田駅(常設作品) ●作品 No.36...『うつしみ』 ・作者...ラックス・メディア・コレクティブ(インド) ・旧上戸駅(常設作品) ●作品 No.39...『😂』 ・作者...ディラン・カク(香港) ・展示場所...旧鵜飼駅(新作) ●作品 No.41...『軌間』 ・作者...サイモン・スターリング(イギリス/デンマーク) ・展示場所...旧南黒丸駅(新作) |
そのほか | ●ガイド付きツアーバス「すずアートバス」のCコースは,『のと鉄道能登線』を辿るコースです. ・観覧可能作品...15作品(No.20—23・26・27・34—41) ・行程...「道の駅 すずなり」13:50発→「道の駅 すずなり」17:15着 ※詳しくは,「奥能登国際芸術祭 2020+」のページをご覧ください. |
ご案内 | 「奥能登国際芸術祭 2020+」特設WEBサイト |