リニア・鉄道館 第2回企画展「高速化への挑戦 ~在来線の技術が生んだ夢の超特急~」開催|鉄道イベント|2013年2月15日掲載|鉄道ファン・railf.jp
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特集 国鉄特急形電車ストーリー
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リニア・鉄道館 第2回企画展「高速化への挑戦 ~在来線の技術が生んだ夢の超特急~」開催

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2013年2月15日掲載

リニア・鉄道館では,第2回企画展「高速化への挑戦 ~在来線の技術が生んだ夢の超特急~」を.2013(平成25)年2月27日(水)から5月27日(月)まで開催します.
 東海道新幹線が開業してからまもなく50年.新幹線の誕生を支えたのは在来線で培った既存の技術でした.企画展では,おもに東海道本線で行なわれた数々の高速度試験に着目し,新幹線誕生に至るまでの研究開発の歴史について当時の貴重な資料や映像,模型などを使って紹介します.

■高速化への挑戦 ~在来線の技術が生んだ夢の超特急~
開催期間 2013(平成25)年2月27日(水)〜5月27日(月)
会場 体験学習室(リニア・鉄道館2階)
主な内容 ●鉄道よ、立ち上がれ
 終戦後まもない1948(昭和23)年にはすでに始まっていた速度向上への挑戦.モハ52形電車が三島—沼津間で当時の最高速度119km/hを記録.東海道本線電化後の高速化を見据えて行なわれた試験について紹介.
●機関車方式の限界
 1954(昭和29)年,C62形蒸気機関車が木曽川橋梁の強度試験で129km/hを記録.当時の長距離列車では主流であった機関車方式により高速化を進めていく中で,明らかになった問題点について紹介.
●電車方式の躍進
 1957(昭和32)年,新性能電車と呼ばれるモハ90形電車や小田急電鉄の特急形電車などを使って速度記録を更新.電車特急を生み出したさまざまな試験について紹介.
●電車特急“こだま”誕生
 1958(昭和33)年,151系(登場時は20系)電車を使用した特急“こだま”が登場.1959(昭和34)年,金谷—焼津間の高速度試験で163km/hを記録.電車での更なる高速走行が可能であることを実証した試験を紹介.
●新幹線の胎動
 1960(昭和35)年,金谷—藤枝間で行なわれた高速度試験でクモヤ93形架線試験車が175km/hを記録.新幹線の開発にも活かされた,高速用の軌道・架線を使用した測定や,新幹線用に試作されたパンタグラフを使った試験について紹介.
●東海道新幹線誕生へ
 高速度試験の舞台は新幹線の試験線として建設された鴨宮のモデル線へ.それまでに在来線で確認された技術が東海道新幹線誕生へと繋がっていることを紹介.
■リニア・鉄道館について
所在地 愛知県名古屋市港区金城ふ頭3-2-2
交通アクセス あおなみ線金城ふ頭駅下車,徒歩2分
開館時間 10時〜17時30分(最終入館は閉館30分前まで)
休館日 ●毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
※春休み・ゴールデンウィーク・夏休みなどは火曜日も開館します.
●年末年始(12月28日〜1月1日)
※開館日はリニア・鉄道館のページでご確認ください.
入館料 大人1000円,小中高生500円,幼児(3歳以上未就学児)200円
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