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鉄道博物館開館4周年記念特別企画 『「時間旅行展」~生活と通勤電車の進化~』開催

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2011年9月10日掲載

鉄道博物館では,開館4周年記念特別企画 『「時間旅行展」~生活と通勤電車の進化~』を,2011(平成23)年10月8日(土)から2012(平成24)年1月9日(月祝)まで開催します.
 高度経済成長期から現在までの約半世紀の間に,日本はさまざまな進化を遂げました.鉄道においても鉄道博物館に保存されている101系電車や0系新幹線電車が登場し,東京タワーの完成や東京オリンピックの開催など豊かな時代の幕開けとなりました.「時間旅行展」では,このような時代を通勤電車と身近な生活シーンを交え,この半世紀の歴史を体感しながら,これからの未来への夢や希望を抱く体験形展示を行ないます.

開催期間 2011(平成23)年10月8日(土)~2012(平成24)年1月9日(月祝)
※火曜日,年末年始(12月29日から1月1日まで)休館
会場 鉄道博物館 2階 スペシャルギャラリー
料金 無料(入館料のみ)
内容 時代背景を高度経済成長期(1960年ごろ~),急成長にともなう変革の時代(1980年代~),多様化の時代(2000年代~現在),未来創造コーナーの4つのテーマに分けて展示します.
●通勤電車の変せんを各時代の代表的な車両を通じて紹介
 車両の仕様を時代ごとの変化を見せながら展示.
※205系電車とE233系電車はモックアップ展示を行ないます.また205系電車は着座体験ができます.
●国鉄やJR東日本の宣伝物を時代と共に紹介
 鉄道を利用した旅をテーマにした懐かしのキャンペーンCMの放映やポスターなどを展示します.懐かしいメロディとともに当時を思い起こすことができます.
■高度経済成長期
●三種の神器をはじめとする1960年代のお茶の間を再現
 1960年代(昭和30年代半ば)の一般家庭のお茶の間を再現.このころ電化製品の「三種の神器」としてテレビ・冷蔵庫・洗濯機が生活必需品として普及し,豊かなくらしの幕開けとなりました.それらを展示します.
●映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」とのタイアップによる1960年代の再現
 2012(平成24)年公開予定の映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」とタイアップを行ない,1964(昭和39)年にちなんだ東海道新幹線開業や東京オリンピック開催の関連資料を展示します.
■急成長にともなう変革の時代
●1980年代~アナログからデジタルへの変せんを展示
 国鉄が鉄道車両の低コスト,軽量化や省メンテナンス化,車内の快適性に取り組み製造した205系電車を紹介します.また,人々の価値観や生活様式が急激に変化した時代の姿を,ゲーム機器や電話機の移り変わりをご覧いただきながら紹介します.
■多様化の時代
●2000年代~現在までの変せんを展示
 IT技術の普及により,個人で情報発信が出来る時代へと様変わりしています.鉄道では,きっぷからモバイルSuicaまでの変せんの紹介や多様化するお客さまニーズに応え「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」など人にやさしい車両として登場したE233系電車のモックアップを展示します.
●SNS(ソーシャルネットワークサービス)を活用したfacebook紹介コーナーの設置
 これからのネット社会を体感していただくコーナーを作ります.facebookを活用したコンテンツを用意し,「時間旅行展」「館内の見所」などの情報を提供します.
●ダーリンハニーさんの鉄道や生活にまつわる思い出やお宝品を展示
 ダーリンハニー(お笑いタレント)さんに「鉄道」「旅」などにまつわる思い出を語っていただきます.また,鉄道にかかわるお宝品も展示いたします.
■未来創造コーナー
●鉄道や日本の未来を創造するコーナーを作ります
 JR東日本で研究開発しているマナー向上を目指した通勤電車用腰掛で座席の座り心地を体験できます.また,会場の壁を最大限に生かしたシルエットのE5系新幹線「はやぶさ」の線画ボードを利用して,来館者に配布するカラー用紙に「10年後の鉄道の未来や日本の未来」をコメントしていただき,E5系新幹線「はやぶさ」の切り絵を完成させていきます.さらに,未来に送ることができる未来郵便も紹介します.
■時代の変せんを体感する
 東京タワーと東京スカイツリーや黒電話と携帯電話など時代を比較,紹介します.
そのほか ■開館記念日「ピンバッジ」の配布
 10月14日(金),開館記念日に「オリジナルピンバッジ」を入館者全員(有料入館者)に配布します.
※退館時にエントランスホールにて,お一人さま1点ずつ配布します.
■企画展入場口ではきっぷ切り体験イベントを実施
 1960年代入口の改札では,鉄道博物館ボランティアよるきっぷ切り体験イベントを実施します.きっぷは,会場で無料配布(枚数限定)します.
■復刻「駅弁」の販売と日本食堂で限定メニューを販売
 駅弁屋では,1960~70年代に一ノ関,米沢,郡山,小田原駅で販売した「駅弁」を期間限定で復刻販売します.また,レストラン日本食堂では,1970年代に食堂車で販売した「三陸フライ定食」にちなみ「フライ盛り合わせ」を期間限定で販売します.
■特典付き図録を販売します
●仕様:展示ポスターや写真などの画像を収録しています.
●特典1:記念きっぷ(硬券)を同梱しており,会場内で記念きっぷに入館した日付を印字することができます.また,会場内で行なわれる鉄道博物館ボランティアによるきっぷ切り体験にもご使用できます.
●特典2:展示ポスターや写真などをデザインしたポストカードもセットしています.
※記念きっぷやポストカードはそれぞれ単体で購入できますが,図録にはいずれもセットされています.
※売上の一部は東日本大震災義援金として寄付されます.
■鉄道博物館について
所在地 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
交通 JR大宮駅からニューシャトル「鉄道博物館駅」下車,徒歩1分
※詳しいアクセス方法は,鉄道博物館のページをご覧ください.
入館料金 一般1000円,小中高生500円,幼児(3歳以上未就学児)200円
※団体料金など,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください.
開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日 毎週火曜日および年末年始
※春休み,夏休みなど学校の長期休業中の火曜日は,開館する場合があります.
※休館日について,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください.
ご案内 鉄道博物館WEBサイト