鴻池新田会所では,「片町線ノスタルジイ」を2010(平成22)年10月2日(土)から11月7日(日)まで開催します.
片町線は明治時代に開通した東大阪市内でもっとも古い鉄道路線です.かつては名古屋・大阪間の直通列車が走り,「鉄道唱歌」にも登場します.その後ローカル線となってもいち早く電化され,軍需輸送を担うようにもなりました.
明治~昭和の未公表写真や古文書約100点(複製資料含む)を展示し,片町線の紆余曲折(うよきょくせつ)の歴史をひも解きます.
開催日時 | 2010(平成22)年10月2日(土)〜11月7日(日) 10時〜16時(入場は15時30分まで) |
休館日 | 月曜日,祝日の翌日(土・日曜をのぞく) |
会場 | 鴻池新田会所 |
会場への交通 | 片町線鴻池新田駅下車,徒歩約5分 ※詳しいアクセス方法は鴻池新田会所のページをご覧ください. |
観覧料 | 大人300円,小・中学生 200円 |
■歴史講演会「片町線115年―覚えておきたい10の出来事」 開業115年の片町線は,かつて大阪・名古屋間の幹線でしたが,大正時代以降はローカル線となりました.しかし,関西省線で初めての電化,自動改札機の早期導入などエピソードがたくさんあります. |
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開催日時 | 2010(平成22)年10月3日(日)13時30分〜15時 |
会場 | 鴻池新田会所 本屋土間 |
定員 | 50名(当日先着順) |
講師 | 森口誠之氏(鉄道ライター) |
■史跡ハイキング「まぼろしの大仏線をたどる」 大仏線はかつて加茂と奈良を結んだ鉄道路線で,1898(明治31)年の開業後,わずか9年で廃止されました.関西本線の加茂から奈良駅までの約12kmの廃線跡をたどり,大仏線がはたした役割について考えてみます. |
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開催日時 | 2010(平成22)年10月10日(日)9時30分〜15時30分 |
参加費 | 無料 |
定員 | 30名 |
申込み | 9月20日(月) 10時から電話(06-6745-6409)で受付. |
■歴史講演会「禁野火薬庫の復元と片町線」 禁野(きんや)火薬庫は1897(明治30)年,淀川左岸に開設された陸軍の弾薬貯蔵施設で,その後拡大・爆発を繰り返しながら終戦を迎えました.文献史料や発掘調査の成果などから,用地・施設・弾薬輸送方法などの変せんをたどります. |
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開催日時 | 2010(平成22)年10月24日(日)13時30分〜15時 |
会場 | 鴻池新田会所 本屋土間 |
定員 | 50名(当日先着順) |
講師 | 駒井正明氏(大阪府文化財センター) |
ご案内 | 鴻池新田会所WEBサイト |