鉄道博物館では,2009(平成21)年12月19日(土)から,第4回企画展「雪にいどむ」を開催します.
世界でもまれに見る積雪量の多い日本では,鉄道においても,明治以来,北海道・東北・上信越地方を中心に数多くの路線が雪による被害を受けてきました.このような条件の中,列車の定時運転と安全運行を守るために多大な努力が払われてきました.今回の企画展では,一般にはあまり知られていない鉄道における雪に対するさまざまな対策,防雪のための施設,除雪車両の変せんやこれらの取り組みについて紹介していきます.
開催期間 | 2009(平成21)年12月19日(土)~2010(平成22)年4月11日(日) ※休館日を除く |
会場 | 鉄道博物館スペシャルギャラリー1 |
料金 | 入館料のみでご見学いただけます. |
主催 | 東日本鉄道文化財団 鉄道博物館 |
展示内容 | ●雪と鉄道(雪のせかい・雪のしくみ・雪の種類) 雪のしくみや種類をパネルにより解説します. また,湿った雪の重さを体感できるコーナーなども設置します. ●除雪車と積雪対策(雪の被害と対策・除雪車両の系譜) 防雪林や防雪柵をはじめとする雪害対策をパネルで紹介し,除雪車両(ラッセル車・ロータリー車など)の写真や巨大模型(実物の1/8・1/15サイズ)を展示します. ●雪とのたたかい(ドキュメント「運行を守る人々」・雪との闘いミニシアター) 豪雪の日の取り組みを写真や実物資料(防寒具・除雪作業道具など)を交えて紹介し,ミニシアター(座席16席程度)では,雪とたたかう鉄道員を紹介した映像を上映します. ●新幹線・在来線の防雪対策 上越新幹線や在来線での防雪対策を写真やパネルで紹介します. ●雪国の鉄道風景 除雪車の活躍の様子やゆきぐにの鉄道の光景を写真で紹介いたします. |
■鉄道博物館について | |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47 |
交通 | JR大宮駅からニューシャトル「鉄道博物館駅」下車,徒歩1分 ※詳しいアクセス方法は,鉄道博物館のページをご覧ください. |
入館料金 | 一般1000円,小中高生500円,幼児(3歳以上未就学児)200円 ※団体料金など,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください. |
開館時間 | 10時~18時(入館は17時30分まで) |
休館日 | 毎週火曜日および年末年始 ※春休み,夏休みなど学校の長期休業中の火曜日は,開館する場合があります. ※休館日について,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください. |
ご案内 | 鉄道博物館WEBサイト |