鉄道ファン2024年11月号(通巻763号)
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2024年9月20日発売
定価1250円(税込)
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鉄道博物館 第2回コレクション展「時刻表」を開催

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2009年4月7日掲載
鉄道博物館 第2回コレクション展「時刻表」を開催
鉄道博物館 第2回コレクション展「時刻表」を開催

鉄道博物館では,第2回コレクション展「時刻表」を,2009(平成21)年4月22日(水)から8月31日(月)まで開催します.
 1872(明治5)年に日本の鉄道が新橋—横浜間に開業した時から,時刻表の歴史も始まりました.当初は紙1枚で列車の発着時刻や所要時間を案内,その後,1894年(明治27)年には月刊スタイルの冊子体時刻表が誕生しており,鉄道の発達とともにその歴史を刻んできたのと同時に現在では,旅行プランニングには欠かせないアイテムになりました.今回のコレクション展では,鉄道博物館で所蔵する時刻表類約7000点の中から約130点を展示し,その歴史を紹介します.
 また,1925(大正14)年に始まる「汽車時間表」(日本旅行文化協会発行)は現在の「JTB時刻表」として継続,2009年5月号(4月20日発売号)で通巻1000号を迎え,1963(昭和38)年創刊の「全国観光時間表」(弘済出版社発行)に始まる「JR時刻表」(1987(昭和62)年改題)は,2009年7月号で通巻555号に至ります.長きにわたって発行を継続してきたこの2誌を祝し,そのバックナンバーの表紙写真を掲出します.

開催期間 2009(平成21)年4月22日(水)~8月31日(月)
会場 鉄道博物館スペシャルギャラリー1
料金 入館料のみでご見学いただけます.
主催 東日本鉄道文化財団鉄道博物館
協賛 株式会社JTBパブリッシング
株式会社交通新聞社
展示内容 ●時刻表の歴史
 鉄道開業から現在までの時刻表の変せんを以下の10項目に区分して展示します.
1.時刻表の誕生(明治5年~明治15年ごろ)
2.鉄道の各地への広がり~冊子体時刻表の登場(明治16年ごろ~明治26年ごろ)
3.月刊時刻表の登場(明治27年~大正3年ごろ)
4.有力誌の統合~三本松時刻表の登場(大正4年~大正13年ごろ)
5.算用数字の採用~JTB時刻表のはじめ(大正14年~昭和15年ごろ)
6.24時制の採用~戦時体制から終戦へ(昭和16年ごろ~昭和20年)
7.戦後~時刻表と旅の復活(昭和20年~昭和30年ごろ)
8.時刻表の大型化~総合交通情報誌へ(昭和30年代~昭和50年代)
9.JR時刻表のあゆみ・国鉄からJRへ(昭和38年~)
10.いろいろな時刻表(貨物・私鉄・自動車・船舶・航空などの時刻表の紹介)
●JTB時刻表・JR時刻表の表紙コレクション
 「JTB時刻表」の創刊号~1000号,および「JR時刻表」の創刊号~553号の表紙写真を掲出します.
●時刻表のできるまで
 列車ダイヤの編成から始まり,時刻表という冊子にでき上がるまでの過程を,写真パネルを用いて紹介します.
●時刻表を開いてみよう
 大正末~昭和期の「時刻表復刻版」を,実際にページをめくって見ていただけるように展示します.
■鉄道博物館について
所在地 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
交通 JR大宮駅からニューシャトル「鉄道博物館駅」下車,徒歩1分
※詳しいアクセス方法は,鉄道博物館のページをご覧ください.
入館料金 一般1000円,小中高生500円,幼児(3歳以上未就学児)200円
※団体料金など,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください.
開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日 毎週火曜日および年末年始
※春休み,夏休みなど学校の長期休業中の火曜日は,開館する場合があります.
※休館日について,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください.
ご案内 鉄道博物館WEBサイト