コロラド州南西部の炭鉱町のデュランゴと銀鉱山の町シルバートンを結ぶ観光列車デュランゴ&シルバートン狭軌鉄道（Durango & Silverton Narrow Gauge Railroad／以下D&SNG鉄道）では，毎年恒例となっている特別列車「雪景色を行くD&SNG鉄道撮影号」を2月22日（日）に運行します．
　特別列車は定員100名で，朝8時にデュランゴを出発，カスケードキャニオンへと向かう途中いくつかの場所で停車し，乗客を降ろしたあと，バックするなど臨場感あふれる写真撮影ができるよう配慮した運行で，片道2時間のルートを往復して夕方までには発駅に戻る予定です．
　料金はコーチ席109ドル，カブース席が159ドルで朝食のコーヒー，スナック付き．昼食とスナックは食堂車にて販売します．
　この列車運行の前夜21日（土），6時30分から2時間の予定で定員40名，有料（25ドル）にて「夜の撮影会」と題し，地元写真家による夜の撮影ポイント解説および，ヤードの転車台にヴィンテージ機関車を載せての撮影会を予定しています．
　D&SNG鉄道では過去18年間に渡って毎年秋の紅葉シーズンにも写真撮影のための特別号を運行するなど，世界中の鉄道ファンから高い人気を得ており，冬の特別列車運行は2009（平成21）年で5年目となります．