釧路臨港鉄道の会が企画からガイドまで全面協力した「冬のSLと石炭のマチ・釧路~SL冬の湿原号撮影・乗車と釧路の石炭産業・鉄道名所を体験する3日間~」が,2009(平成21)年1月9日(金)から,JR北海道釧路支社から発売されています.
これは,釧路商工会議所,釧路市などでつくる「くしろ圏広域観光推進コンソーシアム」が,地場産業や地域資源を活用した観光活性化を進めている「くしろ海底力(そこぢから)プロジェクト」の事業として行なわれるもので,釧路の石炭産業や輸送産業について理解を深めることをテーマに企画した「海底力モニター見学会&体験会」となっています.
今回のポイントは,釧路ならではの鉄道名所を訪問できること.いずれも普段立ち入れない鉄道名所や訪問しづらい場所ばかりですが,釧路臨港鉄道の会がそのネットワークを駆使して,ここに見学会&体験会が実現しました.
旅行期間 | 2009(平成21)年2月20日(金)〜22日(日) |
募集人員 | 20名(最少催行人員10名) |
旅行代金 | 羽田発着46800円 ※2名1室は上記代金から2000円引き |
ツアーのポイント | 1.わが国唯一の坑内掘り炭鉱・釧路コールマインの視察研修会に参加します.坑外軌道(ナロー)を間近で見学,撮影します.同社は発足以来,見学・撮影目的のファンの敷地内立ち入りを一切許可しておりませんが,今回,特別に輸送・運搬施設見学を加えてもらいました.また,座学やVTR上映,坑内で着用する作業服やヘルメットの装着体験などで石炭産業を学んでいただきます. 2.太平洋石炭販売輸送の石炭列車を撮影します.車両基地がある春採駅での撮影見学会は確約で,沿線での走行写真撮影も最大限配慮します.鉄道の性格上,運休の可能性もゼロとはいえず,100%確約できないのが残念なのですが,当日も現場とホットラインで連絡を取り合い,走行場面が撮れるよう最大限努力します. 3.釧路運輸車両所を訪問し,庫に帰区したC11を見学します.長めに時間をとりますので,三脚使用のバルブ撮影にもチャレンジできます. 4.SL冬の湿原号を2日目は釧路川鉄橋で,3日目は塘路駅付近で撮影,「厳冬期の沿線撮影にチャレンジしたいけれど経験がなく不安…」という方にはとくにお薦めです.標茶からの復路は湿原号に乗車します.初日の運輸車両所訪問とあわせ,毎日「煙」を楽しめます. 5.そのほか,坑内電車・機械などが展示される炭鉱展示館の見学や雄別鉄道の保存機8722号の見学,ちょっとしたお楽しみなども計画中です. 6.地元の鉄道ファンが集まる当会のメンバーが,鉄道好きの気持ちになってご案内します.釧路臨港鉄道の会の今年最大のイベントとして気合が入っています. 全国のみなさまに「鉄道と炭鉱のマチ・釧路」の魅力を知っていただくとともに,釧路臨港鉄道の会の目標である地元の人にその魅力を再発見してもらう契機となる期待も込めて,満員で催行したいと思いますので,ぜひご参加ください! ※ツアーの行程など詳細はJR北海道釧路支社のページをご覧ください. |
問合せ・申込み | 旅行センター釧路支店 電話:0154-25-4890 |
ご案内 | JR北海道釧路支社WEBサイト |