宮崎県総合博物館では,2008(平成20)年7月12日(土)から9月7日(日)まで,「昭和と鉄道展〜昭和の旅は鉄道に乗って〜」を開催します.
明治の鉄道黎明期以降,日本の鉄道は国家の近代化や戦後復興の中で,社会の成長と軌を同じくして発展しました.経済成長にともなって,都市に人口が集中し,人々の暮らしぶりも変化すると,鉄道も,集団就職や通勤,あるいは団体旅行などで重要な役割を演じるようになりました.一方で蒸気機関車から電車へ,そして新幹線の登場という高速化も進みました.
本展は,明治以来の日本の鉄道の歩みをふりかえりながら,鉄道の黄金期といわれる昭和30年代に焦点をあて,日本の鉄道の魅力を紹介します.九州で活躍した列車の鉄道模型を展示する「鉄道ギャラリー」などによって,子どもから大人まで,親子3世代で幅広く楽しめる構成で展示します.
名称 | 「昭和と鉄道展」〜昭和の旅は鉄道に乗って〜 |
開催期間 | 2008(平成20)年7月12日(土)〜9月7日(日) ※休館日:7/15(火),8/19(火),9/2(火) |
会場 | 宮崎県総合博物館 特別展示室 |
会場までの交通 | 日豊本線 宮崎神宮駅から徒歩10分 会場までの地図は宮崎県総合博物館のご利用あんないをご覧ください. |
観覧時間 | 9時〜17時(入場は16時30分まで) ※7月12日(土)は午前10時から一般公開 |
観覧料 | 大人 800円(600円) 小中高生 500円(400円) ※( )は前売り,20名以上の団体 |
展示構成 | 1.エントランス 蒸気機関車(C62)走行映像 2.プロローグ「駅舎」 当時の駅改札を再現し,昭和の時代への旅立ちをイメージとする 3.昭和の風景 懐かしい昭和の駅前風景を再現し鉄道に係わる当時の暮らしと文化を振り返る 「駅前広場」再現 バス停,喫茶店,おみやげ店… 「映画館」再現 昭和40年代の東映映画を上映 「昭和博物館」 鉄道に関する資料など懐かしい昭和の暮らしを支えた資料展示 <ガード下>再現 4.旅立ちのとき 鉄道の発展とともに広がっていく昭和の暮らしを旅行や集団就職などで振り返る 当時の駅のにぎわいや集団就職などに関する資料や映像を紹介 5.宮崎と九州の鉄道 宮崎や九州の鉄道の歴史を振り返る 宮崎の鉄道歴史や宮崎観光に関する宮崎交通関連の資料やニュース映像を紹介 6.大鉄道ギャラリー 大鉄道ジオラマ(4m×4m)でNゲージ列車模型を走行運転 宮崎や九州を走った列車たちを模型や資料,映像などで紹介 7.鉄道を支えた人々 鉄道の発展を支えた人々(国鉄の車両設計者・星晃など)を資料や映像で紹介 8.鉄道の近代遺産・鉄道の未来 九州に残る鉄道の近代化遺産に関する資料から残していくべき鉄道遺産を紹介. 九州新幹線に関する資料からリニアモータまで未来へ発展していく九州の鉄道を紹介. ●体験コーナー 「赤帽の荷担ぎ体験」,「石炭でSLかまたき体験」など ●クイズコーナー 「新幹線クイズ」,「鉄道一番クイズ」など |
主催 | 宮崎県総合博物館,東映,MRT宮崎放送 |
協力 | 北名古屋市歴史民俗資料館,JR九州,九州鉄道OB会宮崎支部,宮崎交通,宮崎鉄道クラブレールウェイ8レ |
後援 | 宮崎日日新聞社,朝日新聞社,毎日新聞社,読売新聞西部本社,西日本新聞社,日本経済新聞社,南日本新聞社,夕刊デイリー新聞社,NHK宮崎放送局,UMKテレビ宮崎,エフエム宮崎,MCN宮崎ケーブルテレビ ,ケーブルメデイアワイワイ,BTVケーブルテレビ,宮崎サンシャインエフエム,シティーエフエム都城,宮崎県市長会,宮崎県町村会,宮崎県市町村教育委員会連合会,宮崎県校長会,宮崎県県立学校長協会,宮崎県私立中学高等学校協会,社会福祉法人宮崎県社会福祉協議会,社会福祉法人宮崎県社会福祉事業団 |
監修 | 米山淳一 |
企画 | 東映 |