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鉄道博物館 第2回企画展「中央線ものがたり〜去りゆくオレンジ色の電車と変わりゆく町」開催

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2008年5月4日掲載

鉄道博物館では,スペシャルギャラリーにおいて,第2回企画展「中央線ものがたり〜去りゆくオレンジ色の電車と変わりゆく町」を開催中です.
 2006(平成18)年12月から営業運転が開始されたE233系車両の導入にともない,2008(平成20)年3月に中央線からオレンジ色の201系車両の多くが引退します.その201系の引退を記念した企画展です.
 120年近い歴史を持つ中央線のうち東京—高尾間の歴史をたどり,“中央線文化”とも呼ばれる独特の文化圏を形成してきた沿線の風土・文化についても紹介します.

開催日時 2008(平成20)年3月19日(水)〜6月23日(月)
開催場所 鉄道博物館 スペシャルギャラリー1
展示構成 1.中央線電車区間(東京—高尾間)のあゆみ
1889(明治22)年の甲武鉄道による新宿—立川間開業以来の中央線のあゆみを所蔵資料と写真でたどります.
おもな展示資料:甲武鉄道許認可関連文書,計画路線図(一直線の図),蒸気車往復 繁栄之図(錦絵),各駅構内図(戦前),「特別快速」ヘッドマークなど
2.車両の変遷
1904(明治37)年の電化以来,常に各時期の最新形が投入されてきた通勤形車両を所蔵資料と写真・模型で紹介します.
おもな展示資料:デ963形,ナデ6110形,モハ40形,モハ51形,73系,101系,201系,E233系写真・模型など
3. 201系再現
1979(昭和54)年以来中央線で活躍し,このたび多くの車両が引退する201系電車の運転席,車内の様子について実物部品を用いて再現します.前面列車種別表示器・側面行先表示器は可動状態で展示します.
おもな展示資料:「省エネ電車」ヘッドマーク,201系車号板,運転台ユニット・ チョッパ制御・回生ブレーキ回路(マスコン・ブレーキ操作により,オシロスコープで波形,模擬回路でチョッパ音などを再現),室内再現(ロングシート一列分),パンタグラフ(PS21,PS35Cの2台を展示)
4. 変わり行く駅と町
戦前期から市街化の進んでいた中央線の沿線は,駅ごとに個性的な繁華街が形成され“中央線文化”とも呼ばれる独特の文化圏を育んできました.
 こうした中央線の文化的側面を紹介します.
 さらに主力車両の交代,三鷹—立川間の高架化工事の進展により中央線を取り巻く風景が大きく変化しようとしている現在,変わりゆく沿線の風景について写真を中心に紹介します.
図録 ミュージアムショップにて販売しております.
仕様:A4判36ページ オールカラー
価格:700円(税込)
■鉄道博物館について
所在地 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
交通 JR大宮駅からニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」下車,徒歩1分
※詳しいアクセス方法は,鉄道博物館のページをご覧ください.
入館料金 一般1000円,小中高生500円,幼児(3歳以上未就学児)200円
※団体料金など,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください.
開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日 毎週火曜日および年末年始
※春休み,夏休みなど学校の長期休業中の火曜日は,開館する場合があります.
※休館日について,詳しくは鉄道博物館のページをご覧ください.
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