埼玉県川口市の青木町公園で展示されていた，もと京急デハ236号車が，2017（平成29）年5月22日（月）深夜から24日（水）未明にかけ，総合車両製作所横浜事業所までトレーラで輸送されました．
　これは，同公園内にあった市立科学館が移転してから，活用されず放置状態であった同車の引取り先を川口市が公募したところ，京浜急行電鉄が応募したため実現したもので，1979（昭和54）年4月の公園搬入以来じつに38年ぶりに里帰りすることとなりました．
　なお，輸送中は前面にメッセージボードが掲示されていました．
　京急では，横浜市みなとみらい地区に2019（平成31）年秋建設予定のグループ本社ビルにおいてデハ236を展示することを目標に整備すると発表しています．