鉄道ファン2026年11月号(通巻787号)
『鉄道ファン』2026年11月号
2026年9月18日発売
定価1300円(税込)

宇都宮ライトレールの延伸計画を国交省が認定
〜2036年3月の開業を目指す〜

宇都宮ライトレール HU300形

写真:宇都宮ライトレール HU300形  編集部撮影  宇都宮ライトレール車両基地にて  2021-5-31(取材協力:宇都宮市)

国土交通省は,宇都宮市・芳賀町・宇都宮ライトレールから2025(令和7)年10月29日(水)付けで申請されていた「軌道運送高度化実施計画」を認定したと発表した.

 今回の認定により軌道法にもとづく特許を受けたとみなされ,宇都宮ライトレールのJR宇都宮駅西側への延伸に向けた整備が順次進められる.
 認定を受けたのは,JR宇都宮駅東口(宇都宮市宮みらい)から同市駒生一丁目の「教育会館前」に至る4.9kmの区間である.宇都宮駅から大谷観光地方面へ伸びる西側構想約8kmのうち,教育施設や官公庁が集積する区間が先行して整備される.
 ルート上には,JR宇都宮駅西口や東武宇都宮駅前,栃木県庁前,裁判所前など12箇所の停留場が設けられる見込みで,位置や名称は今後具体的に検討される.

宇都宮ライトレールの延伸計画を国交省が認定

▲停留場配置のイメージ(位置は今後検討,名称は仮称)

 事業方式は,自治体が施設を保有・整備し,宇都宮ライトレールが運行を担う「公有民営上下分離方式」を採用する.概算工事費は税抜で698億円を見込んでおり,社会資本整備総合交付金などを活用して2027(令和9)年11月の事業開始を目指す.
 運行開始は2036(令和18)年3月を予定している.運行計画では,定員159人の車両を14編成導入し,朝夕のピーク時には6分間隔(1時間あたり10本),日中のオフピーク時には10分間隔(1時間あたり6本)で運行する.
 1日あたりの利用者数は平日で約3万1500人,休日で約2万2500人を見込んでおり.宇都宮駅東部の産業拠点と西部の都市拠点が結ばれることで,地域の公共交通ネットワーク強化と都市機能のさらなる向上が期待されている.

一部画像は国土交通省 報道発表資料から

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