鉄道ファン2026年10月号(通巻786号)
『鉄道ファン』2026年10月号
2026年8月20日発売
定価1300円(税込)

JR東日本,千葉エリアの209系をE233系・E131系で置換えへ
〜E131系は3両編成・6両編成を製造〜

千葉エリアに導入予定のE233系

写真:千葉エリアに導入予定のE233系  谷口 順一撮影  物井—佐倉間にて 2026-4-9

JR東日本は,千葉エリアで運用している209系の置換えとして,E233系の改造車両(6両編成)とE131系の新造車両を投入すると発表した.

 導入対象の路線は,総武本線・成田線・外房線・内房線・東金線の5路線で,E233系の6両編成が2026(令和8)年10月から運行を開始する.E131系は,新たに3両編成と6両編成を製造し,2027(令和9)年夏以降に準備ができ次第,順次導入される予定.
 導入車両は,209系と比較して座席幅が450mmから460mmに拡大するほか,半自動ドアを採用する.バリアフリー面では,すべての車両に車いすやベビーカーを利用するためのフリースペースが設けられ,車いす対応の大形洋式トイレを設置する.乗客への情報提供の充実を図るため,ドア上部にLED表示器を設置し,運行情報などを表示する.

JR東日本E131系

写真:JR東日本E131系  編集部撮影  幕張車両センターにて  2021-2-18(取材協力:JR東日本)
※写真は既存の2両編成

 車両側面にカメラを設置して乗務員が運転台から乗降を確認できるようにするなどワンマン運転に対応した機器を搭載する.
 E131系(新造車両)では,モニタリング技術を活用した車両搭載機器や線路設備の状態監視機能により,故障の予兆を事前に把握して対処することが可能となる.車内には非常通報装置は1両につき4ヵ所設置し,セキュリティを向上させる.環境性能の面では,主回路機器にSiC半導体素子を採用することで車両の消費電力が抑制され,環境負荷の低減を図る.
 外観デザインには,千葉県内をすでに走行しているE131系0番代のカラーリングを踏襲し,優雅で生命感のある房総の海をイメージした明るい青色と,内陸を彩る菜の花の黄色い帯が配される.
 なお投入線区の一部区間では,すでにワンマン運転を実施しているが、車両の置換え後に,準備ができ次第ワンマン運転の実施区間を拡大する.実施線区や時期の詳細については,決まり次第発表される.
 詳しくは,JR東日本ニュースリリースに掲載されている.

写真はすべてイメージです.

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