京福電気鉄道(嵐電)では,北野線(帷子ノ辻—北野白梅町間)が開業100周年を迎えることを記念したヘッドマークを,開業記念日である2025(令和7)年11月3日(月祝)から,モボ1形「KYOTRAM」に掲出しています.
北野線は,北野(廃止)—高雄口(現・宇多野)が1925(大正14)年11月3日に開業,翌年3月10日に帷子ノ辻まで全通しています.今年2025年は開業100周年となることから,記念企画の一環として,ヘッドマークを最新車両であるモボ1形1号「KYOTRAM」に掲出しているものです.
ヘッドマークは,嵐電カラーとして定着した「京紫」をメインに用いており,お客様・沿線との「えにし(縁)」をイメージさせる円形を基調に,開業当時の世相で流行していたアール・デコ様式の幾何学模様を取り入れ,「過去から未来へ走り続ける北野線」を表現しています.
また,北野線と同じく今年100周年を迎えた沿線の京都先端科学大学付属中高との共同企画として,帷子ノ辻駅ビル内にて北野線の歩みをたどる写真展を開催しているほか,11月18日(火)から,同校生徒のアート作品を展示する「『KUASアートコンペティション』創立100周年企画展」の入選作品映像を,帷子ノ辻駅ビル・北野白梅町駅・右京区役所にて上映する予定です.
このヘッドマーク掲出は2026(令和8)年11月2日(月)まで,写真展は2026年3月31日(火)まで,「KUASアートコンペティション」映像上映は11月25日(火)までの予定です.
写真:鳴滝にて 2025-11-13
投稿:藤原 正博












