大阪市高速電気軌道では,30000A系が2025(令和7)年10月下旬から谷町線で営業運転を開始しました.
これは,夢洲で開催されていた「2025年日本国際博覧会」が2025(令和7)年10月13日(月祝)で閉幕し,中央線での万博臨時ダイヤが終了したため,中央線で余剰となった30000A系を,谷町線へ転属したもので,32653編成・32654編成・32657編成の3編成が,谷町線で営業運転に入りました.
また,32655編成についても,すでに森之宮検車場から大日検車場へ回送されているようで,この編成についても近日中に,谷町線で営業運転を開始するものと思われます.
30000A系,谷町線転属後も車内は中央線時代のままで,外観のカラーについては転属後,どのようになるのか,注目されましたが,転属後は前面と側面の水玉模様が緑色から紫色に変更された以外は,変化がないようです.
今後,30000A系は,32651編成~32660編成までの全10編成が,谷町線所属となる予定です.
これにともなない,谷町線に残る22系未更新車の今後の動向が注目されるところですが,10月中に22系のうち,22617編成・22656編成・22661編成の各編成が大日検車場から森之宮検車場・本町経由で緑木検車場へ回送されており,これらの3編成の動向が最も注目されます.
なお,22617編成については,10月下旬に,廃車のため,緑木検車場からトレーラーで搬出されたようです.
写真:文の里にて 2025-11-4
投稿:井上 遼一












