デザイン案は2025（令和7）年8月1日（金）から31日（日）にかけて，A案「風が吹き抜け朱鷺が舞う能登の里山里海」，B案「地と海が調和するやすらぎの能登の原風景」，C案「点描の朱鷺が人の想いと未来を乗せ翔ぶ」，D案「桜色と建具模様で受け継ぐトリコロール（三色）」の4案のうちから1つを選択するオンライン投票と穴水駅での投票により実施され，集計の結果，A案が総投票数5630票のうち2227票（39.6％）を占め，最多得票を得た．

　A案については，能登の里山里海を吹き抜ける風に揺れる布のようなグラフィックを用い，風を切って走る車両のようすを表現し，車体の両側には，里山と里海をイメージした異なるカラーを使用して，豊かな自然を感じられるデザインとしている．
　のと鉄道を初めて利用する人がヴェールに包まれた新しい風を感じ，能登へ戻ってきた人や暮らす人を優しく包み込むような風として感じられる存在となるよう意識したほか，能登の上空を舞うトキの姿を使用して，能登の魅力が広く発信されていくようすを表現している．

画像はすべてのと鉄道新型車両 デザイン選考投票のページから