三岐鉄道では，2025（令和7）年10月3日（金）から，保々車両区所属の101系103編成（クモハ103＋クモハ104）に引退記念ヘッドマークを取り付けています．
　三岐鉄道101系103編成は，かつて西武鉄道411系として西武鉄道所沢車両工場で1964（昭和39）年に製造され，同鉄道で活躍後，1991（平成3）年に三岐鉄道へ移籍，現在まで三重県北勢地域輸送の基軸として活躍を続けてきましたが，今後，新形式の5000系（もとJR東海211系）の順次投入により，引退することとなりました．
　三岐鉄道公式WEBサイトによりますと，ヘッドマークのテーマは「西武線での活躍」で，行先表示器に「Thanks」の文字が表示された101系や，西武鉄道新宿線・本川越駅（埼玉県川越市）の副駅名の一部に採用されている川越市指定有形文化財「時の鐘」が描かれ，「さようなら103・104 1964→2025 SANGI RAILWAY」の文字が添えられています．
　この引退記念ヘッドマークは今後，当分の間，取り付けられることとなっています．