
写真:JR東日本E5系量産車 編集部撮影 新幹線総合車両センターにて 2010-12-14 (取材協力:JR東日本)

写真:JR東海N700S量産車 目黒義浩撮影 小田原—熱海間にて 2020-10-25

写真:JR九州N700系8000番代 熊本総合車両所にて 2011-3-11 編集部撮影(取材協力:JR九州)
JR東日本・JR東海・JR西日本・JR九州は,各社が運営する鉄道のネット予約サービス(えきねっと・EXサービス・e5489・JR九州インターネット列車予約サービス)を連携し,利用客の利便性向上に取り組むことについて合意したと発表した.JRのネット予約サービス間の連携は,初めての試みとなる.

現行では,利用するネット予約サービスごとにログイン認証が必要となっており,複数のネット予約サービスをまたがって予約する場合,認証操作の手間がその都度発生している.
新たなサービスでは,ほかのネット予約サービス遷移時のログイン認証を不要とすることで,各ネット予約サービスにログイン操作の手間なくシームレスに遷移を可能とする(シングルサインオン).

また予約情報の表示についても,複数のネット予約サービスを利用した場合,現行ではそれぞれの予約サービスの予約情報のみが表示されるが,連携後はほかのネット予約サービスで予約した情報も,ひとつの予約サービス上で確認できるようにする.

「EXサービス」と「e5489」間については,2026(令和8)年度中のサービス開始を予定している.先行して,「EXサービス」と「e5489」間で相互にログイン認証ができるサービスを,2025(令和7)年10月4日(土)から開始する.
そのほかについては,2027(令和9)年度以降,準備が整ったネット予約サービス間から順次開始する.
一部画像は,JR東日本・JR東海・JR西日本・JR九州 共同ニュースリリースから