
2025(令和7)年8月15日(金),諏訪市で「第77回諏訪湖祭湖上花火大会」が開催され,これにともなう観客輸送のためJR東日本中央東線(甲府—塩尻間),篠ノ井線,大糸線,JR東海飯田線(辰野—駒ケ根間)などでは多くの臨時列車の運転や定期列車の運用変更が行なわれました.
豊田車両センター所属のE233系も貸し出され,中央東線・篠ノ井線の甲府—松本間で定期列車の代走や臨時列車に充当されました.例年は青編成が使用されることが多いですが,今回はH49編成の1~6号車の6両編成が使用されました.花火大会前日の8月14日(木)に豊田から松本まで回送され,15日午後から運用に入りました.
豊田車両センター所属のE233系のうち分割可能なH編成は,2025(令和7)年3月のダイヤ改正から始まった中央快速線でのグリーン車サービスにあわせて,6両編成にはグリーン車2両が組み込まれて8両編成となりましたが,H49編成にはグリーン車は組み込まれず,2024(令和6)年秋ごろから運用を外れて豊田車両センターに留置されていました.
写真:信濃境にて 2025-8-15
投稿:中山 皓晴