JR東日本では，2025（令和7）年8月4日（月），勝田車両センター所属E657系K11編成が郡山総合車両センターを出場し，郡山→勝田間（東北本線・水戸線経由）で試運転を兼ねて所属先の勝田車両センターまで回送されました．
　同編成は2021（令和3）年12月26日（日）に常磐線友部—内原間で発生した踏切事故で乗用車と衝突，8号車～10号車の車体および床下機器類が損傷して使用不能になり，事故後は2022（令和4）年1月31日まで勝田車両センターで休車となっていました．
　2022（令和4）年2月1日（火）に郡山総合車両センターへ入場し，8号車～10号車は踏切事故で損傷した箇所の修理が施工されていたほか，通常の検査も行なわれていました．10号車のクハE657-11は2024（令和6）年9月17日（火）から19日（木）にかけてトレーラによる陸送で総合車両製作所横浜事業所へ入場し，踏切事故で損傷した箇所の修理が施行されました．修理終了後に総合車両製作所横浜事業所から出場し，2025（令和7）年2月19日（水）から21日（金）にかけて郡山総合車両センターまでトレーラで陸送されていました．