阪急電鉄では，9300系9300編成が，2025（令和7）年5月26日（月）・27日（火）・28日（水），正雀—桂間にて試運転を実施しました．
　9300系の第1編成として，2003（平成15）年に導入された同編成ですが，今回の入場でリニューアル工事が施工され，車内の腰掛はすべてロングシートとなりました．制御機器の更新も行なわれており，もと2号車の9850号車が3号車に，もと3号車の9870号車がM車になり9900号車に改番され2号車に連結されるように変更されています．これにより，大阪梅田方から，9300＋9900＋9850＋9880＋9890＋9860＋9800＋9440という4M4Tの組成となっています．このほか，車外の種別・行先表示器のLED化，ドア横の号車シール撤去なども行なわれています．