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特集 新幹線最前線2025
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東京メトロ,有楽町線・南北線延伸区間の建設工事に着手

東京メトロ17000系

写真:東京地下鉄17000系  編集部撮影  新木場車両基地にて  2020-8-11(取材協力:東京地下鉄)

東京メトロ9000系5次車

写真:東京地下鉄9000系5次車  編集部撮影  綾瀬検車区にて  2009-2-4(取材協力:東京地下鉄)

東京地下鉄(東京メトロ)は,有楽町線と南北線でそれぞれ計画している延伸について,2024(令和6)年6月17日(月)付けで東京都から両延伸区間の都市計画決定が告示されたことにともない,11月5日(火)から工事に着手したと発表した.

東京メトロ,有楽町線・南北線延伸区間の建設工事に着手

▲有楽町線延伸事業概要(豊洲—住吉間)

 有楽町線の延伸区間は,豊洲—住吉間の4.8kmで,総建設費約2690億円となる予定.路線の開通により,東京都東部・北部・千葉方面と臨海副都心(国際競争力強化の拠点)とのアクセスや,観光拠点(豊洲市場,東京スカイツリーなど)とのアクセス向上に加え,豊洲—住吉間において所要時間を短縮する(現行20分→開通後約9分).
 また東西線の混雑緩和として,ピーク1時間あたり約20%低減(木場—門前仲町間基準)にも寄与するとしている.

東京メトロ,有楽町線・南北線延伸区間の建設工事に着手

▲南北線延伸事業概要(品川—白金高輪間)

 南北線の延伸区間は,品川—白金高輪間の2.5kmで,総建設費約1310億円となる予定.路線の開通により,六本木・赤坂などの都心部とリニア中央新幹線の始発駅となる品川駅や羽田空港・品川開発(国際競争力強化の拠点)とのアクセス向上に加え,品川—六本木一丁目間において所要時間を短縮する(現行19分→開通後約9分).
 開業目標はいずれも2030年代半ばとしている.

一部画像は東京メトロ提供
※新駅の名称は仮称

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