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特集 新幹線最前線2025
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JR西日本,山陽新幹線で自動運転を導入へ
〜2030年代の運用開始を目指す〜

JR西日本N700系4000番代「N700A」

写真:JR西日本N700系4000番代「N700A」  百々貴俊撮影

JR西日本は,山陽新幹線において自動運転の導入を目指すと発表した.

JR西日本,在来線で線路設備診断システムの運用を開始

▲東海道新幹線の自動運転走行試験(JR東海提供)

 同社では,「中期経営計画2025アップデート」において,「鉄道事業の安全性向上・持続的進化」を掲げ,「ハード・ソフト両面の改良による輸送品質・生産性向上」に向けた取組を進めており,その一環として自動運転技術の導入を検討している.自動運転の実現に向けては,JR東海とともに技術協力し,2030年代に自動運転(GOA2)の開始を目指す.

JR西日本,在来線で線路設備診断システムの運用を開始

▲参考:鉄道の乗務形態による自動化のレベル(国土交通省資料から抜粋)

 自動運転レベル「GOA2」では,運転士がボタンを押すことで出発し,リアルタイムに演算を行なうことで,所定時刻にて途中駅を通過し到着駅へ自動で停止する.
 運転士の業務量を削減することで,駅発着時のホーム上の安全確認に注力できるなど,さらなる安全性向上を実現することが可能となる.また安定して電力消費量の少ない運転が可能となることで,省エネ効果も期待されている.

一部画像はJR西日本ニュースリリースから

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