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JR東海,東海道本線 沼津—興津間に「お客様サポートサービス」を導入

JR東海,東海道本線 沼津—興津間に「お客様サポートサービス」を導入

▲お客様サポートサービスの概要

JR東海は,名古屋地区の一部路線に導入している「お客様サポートサービス」について,新たに静岡地区の東海道本線8駅(片浜,原,東田子の浦,吉原,富士川,新蒲原,蒲原,由比)に導入すると発表した.

 「お客様サポートサービス」は,近距離券売機に隣接してモニター付きインターホンと券面確認台を新設して案内センターとつなぎ,セキュリティカメラやスピーカなどを新設することで,案内センターのオペレータがセキュリティカメラにより駅の状況を把握する.あわせて,利用客からの質問への応対や,声掛け,案内放送などを行ない,現地での案内などが必要な場合は,原と富士川の2駅に配置される係員が必要に応じて出向き,利用客に応対する.

JR東海,東海道本線 沼津—興津間に「お客様サポートサービス」を導入

▲お客様サポートサービスの導入駅(静岡地区)

 今回導入される駅では現在,早朝・夜間などの駅係員不在時にきっぷの購入やICチャージ,乗越し精算などができないが,サービス導入後は,列車を運行するすべての時間帯で,上記のサービスを利用できるようになる.
 また,指定席券購入ニーズの高い片浜,原,吉原の3駅には,「サポートつき指定席券売機」を設置する.この券売機では,新幹線・在来線の指定席特急券などのほか,インタホンを通じてオペレータが応対することで,学生割引乗車券など証明書を必要とする割引のきっぷを購入できる.
 使用開始は2025(令和7)年6月ごろの予定で,工事費は約6億円としている.

画像はすべてJR東海ニュースリリースから

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