立山黒部貫光は,室堂—大観峰間(3.7km)で運行している立山トンネル無軌条電車(トロリーバス)について,2024(令和6)年12月1日(日)(予定)をもって事業を廃止する届出を,国土交通省北陸信越運輸局に提出したと発表した.
これは,車両の更新期を迎えるにあたり,高地における安定走行性に加え,今後一層の技術革新が見込まれる分野であることなどを考慮し,2025(令和7)年4月に電気バスに変更する計画としている.また,当事業が国立公園事業であることから,環境省の手続きを踏みながら,サステナブルな事業運営やカーボンニュートラルの実現を目指し,引き続き,環境負荷の軽減などに留意する.
なお,2024(令和6)年度は国内唯一である無軌条電車(トロリーバス)の最終運行の年となることから,ラストイヤーを記念したイベントなども実施する.
立山黒部貫光,無軌条電車(トロリーバス)事業の廃止を届出
〜2025年4月に電気バスに変更へ〜
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