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特集 新幹線最前線2025
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伊予鉄道,郊外電車向け新形車両7000系を導入

伊予鉄道,郊外電車向け新形車両7000系を導入

伊予鉄道は,郊外電車(横河原線・高浜線・郡中線)向けの新形車両として7000系を導入すると発表した.
 コンセプトは「人に優しいバリアフリー設計,脱炭素化に向けた省エネ性能向上,乗ってみたくなる未来型流線形のフォルム」で,既存車両にも採用されているオレンジ色のカラーリングにより,愛媛らしさを表現する.
 既存の700系と比較して,使用電力は約50%削減される.また,軽量ステンレス製車体・VVVF制御・回生ブレーキなどの採用により環境性能が向上するほか,非化石電源由来の実質的に再生可能エネルギー100%かつ二酸化炭素フリーの電気を使用することで脱炭素化に向けた省エネ性能の向上を図る.
 車椅子スペース,LCD車内次駅案内表示器などを設置することでバリアフリー基準適合車両とし,行先・次駅案内の英語表記,英語車内アナウンスにより,外国人観光客に対応する.全扉上部にデジタルサイネージを導入し,中づり広告のない広々とした車内とする.
 今後,2025(令和7)年から2027(令和9)年まで各年6両(3両×2本),3年間で合計18両(6本)を導入する予定.投資額は約39億円(2025年〜2027年の合計)で,環境省の国庫補助金を活用する.製造は近畿車輛が担当する.
 7000系の導入にともない,700系は順次廃車となる.

画像:伊予鉄道ニュースリリースから

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