JR西日本は,大阪駅(うめきたエリア)と,現在の大阪駅西側エリアにそれぞれ設置する改札口の名称について,それぞれ「うめきた地下口」,「西口」に決定したと発表した.
各改札口は地下2階に整備され,エレベータ・エスカレータを備えた改札内連絡通路で接続する.供用開始は,2023(令和5)年春のダイヤ改正日を予定している.
JR西日本グループでは,大阪の玄関口として大阪駅が将来にわたって利便性が高く,にぎわいのある拠点とするため,2019(令和元)年から大阪駅西側地区の開発に着手している.改札内連絡通路の工事は,2020(令和2)年夏から開始しており,新駅開業時点では通路と新改札口は暫定供用とし,2024(令和6)年夏の「うめきた2期地区」先行まちびらきにあわせて供用が開始される予定.
なお,2031(令和13)年には,なにわ筋線が開業する予定で,整備中の地下新駅を発着する列車は,なにわ筋線を経由し関西空港などに向かうようになり,広域ネットワークへのアクセスと,利便性の向上が期待される.
画像はいずれもJR西日本提供