京成,2022年度の設備投資計画を発表

京成電鉄3000形

写真:京成電鉄3000形  編集部撮影  宗吾車庫にて  2002-12-13(取材協力:京成電鉄)

京成電鉄は,2022(令和4)年度に鉄道事業において総額167億円の設備投資を実施すると発表した.
 駅施設関連では,2020(令和2)年度から進められている京成大久保駅・西登戸駅の改修工事を完了する.あわせて千葉中央駅ホームのリニューアル工事を引き続き実施する.西登戸駅では跨線橋を撤去し、スロープとバリアフリートイレを設置する.また,環境負荷の低減を図るため,各駅構内照明のLED化を進める.
 押上線葛飾区内(四ツ木—青砥間)で行なわれている連続立体交差事業については,仮下り線の工事を進める.沿線地域防災への取組として,国の荒川下流特定構造物改築事業となっている京成本線荒川橋梁架替工事について,工事に着手する.
 安全対策の強化として,押上駅のホームドア設置工事を東京都交通局と共同で進める.宗吾参道駅などにおいて改修工事を実施し,ホーム縁端と車両乗降口の段差解消を図る.また,テロなどの危険行為に対応するため、駅に防犯カメラを増設するほか、通勤形車両の車内に防犯カメラを設置する.
 大規模地震対策として,市川真間などの駅舎の耐震補強工事や宗吾参道—公津の杜間などの法面補強工事,千葉中央—千葉寺間にある高架橋柱の耐震化を引き続き実施する.踏切設備については,検知精度の高い踏切自動障害物検知装置への更新や踏切監視カメラの更新などを進める.2018(平成30)年度から実施している、デジタル方式の列車無線への更新については,全列車の切り替えが完了する.これにより,運輸指令と乗務員間の円滑な情報伝達が可能となり,異常時対応の迅速化を図る.
 このほか,宗吾変電所の設備機器更新などを実施し,安定的な電力供給を図るほか,線路の下に撒く砕石の厚みを増す工事や,軌道変位が生じにくいマクラギ(ラダーマクラギ)への交換などを実施し,運転保安度の向上と乗り心地の改善を図る.

※写真はイメージです.