京成電鉄と京成グループのイウォレ京成,一般社団法人 野菜がつくる未来のカタチ(チバベジ)の3者は,CO2排出量の削減と食品ロスの削減を目的に,規格外野菜を含む千葉県産の農産物を鉄道の貨客混載で輸送し活用する実証実験を実施すると発表した.
実験では,「チバベジ」が販売する規格外野菜を含めた千葉県産の農産物を,京成佐倉駅から列車に積載して成田空港駅まで輸送し,イウォレ京成が成田空港内で運営する和食レストラン「京成友膳」で農産物を活用したメニューを提供するもの.実施期間は,2022(令和4)年3月11日(金)から約3ヵ月間,週1回程度実施される予定で,おもに,かぼちゃ,なす,とろろ芋,しいたけなどの農作物を輸送する.
今回の取組により,京成グループと「チバベジ」が連携し,トラック配送の代替と地産地消の推進による二酸化炭素排出量の削減,規格外野菜の活用による食品ロスの削減により,SDGs達成に貢献するとしている.