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福岡市交通局,3000A系の営業運転を2月9日から開始

福岡市交通局,3000A系の営業運転を2月9日から開始

福岡市交通局は,七隈線の新形車両3000A系について,2022(令和4)年2月9日(水)の橋本16:12発の列車から運転を開始すると発表した.

 七隈線では,2023(令和5)年3月の開業を目指し,天神南—博多間の延伸工事が進められており,3000A系は,この延伸にあわせて4両編成4本が導入される.なお,系列名に含まれる「A」は「Advance」の頭文字をあらわしている.
 エクステリアは,延伸により空の玄関口である福岡空港へとつながるイメージや,希望の未来を示す,広く澄んだ青空をイメージした「スカイブルー」と,西南部地域の山々の稜線をイメージした「グリーン」を採用.車内は,博多駅への延伸をイメージできるインテリアをコンセプトに,博多織の五色献上色(紫・青・赤・黄・紺)と,「櫛田の銀杏」で有名なイチョウの木をイメージした,より明るい木目柄を車端部のシートや化粧板に採用する.

福岡市交通局,3000A系の営業運転を2月9日から開始

 感染症対策として,手すりや座席に抗菌・抗ウイルス素材を使用し,つり手・つり革・手すり・扉・座席など,乗客が触れる可能性がある箇所については,抗菌・抗ウイルス剤のコーティングを施す.
 先頭車については,座席を現行車両の7人掛けから5人掛けに短縮して出入口付近のスペースを拡大することで,スムーズな乗降と車両内での分散乗車や密の緩和を図る.優先席の一部シートは,座面を通常座席より60mm高くするとともに,座面間に肘掛けを設置することで,立ち座り動作の負担を軽減する.優先スペースは全号車設置とし,車いすやベビーカー使用者が利用しやすいよう2段手すりを新設する.
 このほか,つり手形状の変更や設置数を増やし,ドア開閉動作ランプの設置や,車内案内表示器をLEDから液晶にすることで,視認性を向上させる.

画像はいずれも福岡市交通局のニュースリリースから

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