青森県の第3セクター鉄道である青い森鉄道は，2020（令和2）年12月4日（金）に全線開業10周年を迎えました．
　東北新幹線の延伸にともない，並行在来線としてJR東日本から経営分離された東北本線のうち，青森県内の区間を運営する青い森鉄道は，2002（平成14）年12月1日（日）に目時—八戸間で開業し，2010（平成22）年12月4日（土）に八戸—青森間が開業しました．
　全線開業10周年を記念して，2020（令和2）年12月5日（土）に青森駅で全線開業10周年記念ヘッドマーク掲出列車の出発式が行なわれました．式典には，青い森鉄道社長や青森県企画政策部長，同鉄道青森駅長が出席し，テープカットやくす玉オープンを行なったあと，3名の出発合図で列車を見送りました．同日，同鉄道の利用客には数量限定で全線開業10周年記念ノベルティグッズがプレゼントされました．
　なお，ヘッドマークには同社のイメージキャラクター「モーリー」のイラストがデザインされており，青い森703系1編成のほか，青い森701系2編成にも装着されています．