青森と目時を結ぶ第3セクター鉄道である青い森鉄道には，JR東日本のE721系をベースとした，青い森703系が2編成存在します．2020（令和2）年7月14日（火），そのうちの1編成が装置保全を終え，試運転が行なわれました．
　青い森鉄道は試運転の際，伴走車を連結して4両編成で走行することが多く，今回も青い森703系を2編成つなげた4両，青森方から青い森703-12＋青い森702-12＋青い森703-11＋青い森702-11で走行しました．
　基本的に2両編成のワンマン運転で旅客運用に就く同形式が4両編成で走行することは珍しく，この試運転にともなって，伴走を務めた青い森703系の入る予定であった運用の一部は，青い森701系が代走しています．