キヤノンは,「EOS Rシステム」の核となる交換レンズ「RFレンズ」の新製品として,プロ・ハイアマチュアユーザー向けの大口径広角ズームレンズ「RF15-35mm F2.8 L IS USM」と大口径標準ズームレンズ「RF24-70mm F2.8 L IS USM」を2019年9月下旬から発売します.
今回発売される2機種は,描写性能や操作性,堅牢(けんろう)性などで最高水準の性能を追求した「L(Luxury)」レンズです.「RFマウント」の特長である大口径・ショートバックフォーカスにより,画面の中心部から周辺部まで高画質を実現しています.また,新たにシャッタースピード換算で5段分の効果を持つ「IS(Image Stabilizer)=手ブレ補正機構」とキヤノン独自開発の超音波モータ「ナノUSM」を搭載し,快適な静止画・動画を撮影することが可能です.
「RF15-35mm F2.8 L IS USM」は現行の「EF16-35mm F2.8L III USM」と比較して焦点距離が1mm広角化し,建築や風景などにおいて,被写体から遠く離れずに撮影することや遠近感を強調した写真表現が可能です.3枚の「ガラスモールド非球面レンズ」と2枚の「UDレンズ」を含む12群16枚の光学設計により,画質劣化の原因となる諸収差を低減し, ズーム全域での高画質を実現しています.
オープン価格でキヤノンオンラインショップにおける販売価格は,275000円(税別)となっています.
「RF24-70mm F2.8 L IS USM」は,広角から中望遠までをカバーし,多様な撮影シーンに対応可能な,常用標準ズームレンズです.3枚の「ガラスモールド非球面レンズ」と3枚の「UDレンズ」を含む15群21枚の光学設計により, 画質劣化の原因となる諸収差を低減し, ズーム全域での高画質を実現しています.
オープン価格でキヤノンオンラインショップにおける販売価格は,275000円(税別)となっています.